2017/05/19

絵を子どもたちの心の声として見ていくことで気づけることがあります。 色彩心理で読み解く心と能力 art therapy

Snapseed

 

 

なんだか気になるこの絵。

お母様からいただくカルテにある情報では、ご家庭の様子も学校の様子も基本問題なく、楽しく過ごせている。

体調面も基本元気!!

 

作者であるYくんはこの絵を

「満月の夜に大雨が降ってきた 。周囲は竹林。

大雨にあたらないように、傘をさしてあげよう。 黒いのはなんだかわからない でもぬろう」というストーリーで描いていきました。

 

アトリエにいるYくんの様子はとっても元気。

お母様やきょうだいとの関わりも良好そう。

でもこの絵は何か訴えてる。困ってる。

そんな気がしてお母様と絵を介しての子育てカウンセリングをしていきながら、この絵に現れている心象風景について、青い雨のところは、集団生活の様子かもしれない、周囲に小言を言う人はいないですか?など、、読み解きをお伝えしつつお母様と確認するものの、アトリエ時間内では絵に語られているこの子の気持ちがはっきりわからず終い。

「それとなく、学校生活について何か困ってることがないか聞いてみても良いかもしれませんね」と終わったこの日。

そしてアトリエがあったその夜。Yくんより「実は、今日、急にクラスの子から顔面にパンチされたんだ」と、学校で出来事をお話ししてくれたそう。

それを聞くと、この絵の語られていることが明確に見えてきます。

黒い影が男の子にむけて手を出してきているようにも見え、それを傘で避け防御しようとしているし、男の子は両手をあげて驚き、垂れていると絵の具か涙のように・・・見えてくる。

 

子どもたちの生活全部を側で見守ることはできないけれど、子どもたちの発している言動・表情・行動全てに意味があると思ってみていくと、小さな変化を見過ごさず、その子の生活と心に寄り添った子育てをしていくことができます。

 

『色は心のことば』

声なき声に耳を傾け、子育てがてきると親御さんもお子さまも安心です。

絵や作品を介した子育てカウンセリングサービスがついているアート教室 アトリエこころね。

子どもの気持ちを知りたい、わかりたい

自分の子育て これでいいのかな?どうやって自分の子どもに向き合ったらいいのかわからない・・などの疑問やお悩みに、発達心理を軸にわかりやすくお伝えしていきます。

何十年と続く子育て 親であるわたしも子どもも笑って過ごす時間が多い自分らしい子育ての形を見つけませんか。

 

文京区本駒込富士神社前 アトリエこころね

 

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
アトリエこころね
http://www.ateliercocorone.com/
住所:〒113-0021 東京都文京区本駒込3-31-7
TEL:070-5571-5562
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇